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私の作品は、限りなく切り詰められた最小限の要素で、描いていく事で否応なく現れる個としての「表層の質」を自己と他者との関係性の中から模索する事で成り立ちます。

私にとって、その切り詰められた要素を構成する「○△□ 赤青緑」は言い換えれば世界を構成するエレメントとしての役割を果たし、絵画上で紡ぎ上げる行為自体が世界の縮図を反映する事になるものなのです。 そこから個人の主観を超えて世界と人間存在の意味を問いていきたいと思います。

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